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COLUMN コラム

公益財団の経理業務とそれを代行するメリットとは 

経理処理を代行しよう

公益財団の経理業務は、公益法人制度改革によって高度化しており、正確な処理が求められます。
さらに、公益財団の経理処理は一般企業の会計とは異なり、特殊な知識が必要です。
そのため、公益財団の経理業務は専門的な知識と経験がなければ適切に処理することができません。
こうした状況により、公益財団の経理処理を行える人材を確保が課題となることが多いです。
この課題を解決するためには様々な方法がありますが、その一つに代行があります。
経理処理に時間がかかっている、ミスが多く安定した運用ができていない、人材不足などの問題を抱えている公益財団は、代行を検討してみてはいかがでしょうか。
経理担当者が退職してしまい、経理体制が安定するまでの間、代行を依頼することも一つの方法です。
経理処理を代行すると、記帳や決算業務、予算編成、支払い業務が楽になるでしょう。
記帳は会計伝票の入力や会計帳簿の作成を代行してもらうことができ、決算業務は決算処理や決算書の作成、予算書構成は予算書作成、支払い業務については振込データの作成を代行することができるのです。


代行を依頼すると

実際に経理処理を代行している公益財団も少なくありません。
従業員5名で年間総収益が4000万円ほどの公益財団では、記帳業務や決算処理、消費税申告書の作成、給与計算、給与明細作成を代行している事例があります。
月次と決算で年間50万円ほどの代行費がかかります。
従業員が20名、年間総収益が7000万円ほどの公益財団では、定期報告書類の作成や会計監査、外部検査の対応補助も代行し、代行費は年間120万円です。
公益財団の規模によって金額が異なる傾向にあります。
代行業者によって料金設定が異なりますが、年間収益額や伝票明細数によって代行費が変動するでしょう。
また、どこまで代行してもらうかによっても金額が異なります。
現金出納帳の作成や証憑整理を自分で行うと、費用を抑えられることも可能であるため、代行にどのくらいの費用をかけるのかを決めてください。
公益財団の複雑な経理処理を代行し、経理処理問題を解決してみてはいかがでしょうか。