最短で開業できる年齢は?

実際に開業を考えられるようになるのは医師としてのキャリアをある程度積んでからになりますが、まずは法律上開業が可能な年齢から考えていきましょう。
その年齢は、ずばり26歳です。
医師になるには医師国家免許の取得が必要不可欠ですから、まずは医学部のある大学か医科大学に入学します。
現役合格した場合18歳で入学し、6年間かけて医療を学び、医師免許を取得します。
医師免許を取得した時点で24歳です。
医師免許を取得すれば医療行為を行っても違法にはなりませんが、2年以上は研修医として臨床経験を積むことも義務付けられています。
そのため、自分だけの判断で患者を診ることができるようになる年齢は26歳ということになります。
しかし、人の命を預かる仕事なので研修医の期間を最短の2年で終了する人はほとんどいません。
より深く知識と技術を高めるために、2年を過ぎても先輩医師に師事することが多いようです。
義務期間を過ぎた研修医は後期研修医として専門分野の研鑽を積み、専門医などの資格を取得して初めて一人前の医師と認められるようです。
研修期間はまとめて4~5年程度かかりますから、現実的に開業できるのは30歳前後と言えそうです。

実際に開業できるタイミング

医師として一人前と認定されるのは30歳からですが、開業するとなると医師としての腕があるだけではやっていけません。
資金調達や人材の確保など、経営スキルがなければ開業してもすぐに潰れてしまいます。
大学病院などの勤務医は精神的にも体力的にもキツイため、その状況を打破したいがために開業を選択する医師もいます。
一人前の医師として働く場は大学病院以外にも、私立病院や研究職、開業ではなく実家の病院をそのまま継ぐ人もいるでしょう。
しかし、いずれにしても開業をするためには業務と並行しながら準備を進めなければならず、目の回るほどの忙しさになることも覚悟しなければなりません。
実際に病院や診療所を開業した医師の平均年齢は41歳程度です。
研修期間を終えてから10年以上はキャリアを積んでいる計算になります。
10年程度経てば専門分野の知識も身に付き、技術的にもやり方がわかってくるため、一人前になりたての頃よりも多少心に余裕ができてきます。
また、開業するためには莫大な資金も必要ですから、ある程度のキャリアがなければ銀行の融資が通らないことも考えられます。
確かな腕と経営スキル、そして資金が揃った時が開業のタイミングと言えそうです。

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