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COLUMN コラム

歯科医院開業の開業資金とポイント 

歯科を開業する際には地域性を確認

歯科の開業は、費用があり、設備が整えば他の診療科よりも容易に開業することができます。

そのため、地域に歯科は数多くあるでしょう。

そこで歯科の開業を成功させるには、経営者としての手腕も問われます。

経営する際には費用の調達だけではなく、まずは立地を確認することが大事です。

すでに歯科が経営されている地域では、患者さんは行く歯科は決まっているため、新規の患者さんだけしか期待できないでしょう。

経営するにはたくさんの患者さんが見込める地域を選ぶことがポイントです。

できれば、駅前や人が集まる場所での開業が理想ですが、そういった場所は家賃や地代費用も高くなります。

そういった場所で経営できない場合は、徒歩で通いやすい、駐車スペースがある、出入りしやすいといった場所を選ぶといいでしょう。

また、看板も重要なポイントです。

一目で分かる、目につきやすい看板を、分かりやすい場所に出すようにしましょう。


歯科の開業にはかかる費用は?

歯科を開業する際の費用はテナントか戸建てか、チェアユニットを何台にするか、などによって異なります。

例えばチェアユニット三台の規模の歯科クリニックを開業するとなると、設備投資費用は目安として3,500万円程度が必要です。

金額はあくまでも目安ですが、内装や外装、医療設備、敷金・礼金、保証金、家賃、広告費、事務機器などの費用なども含まれています。

デジタルレントゲンなどの最新機器などを導入するとなれば、さらに費用がかかるでしょう。

無理してまで、最先端の医療機器である必要はありません。

医院のコンセプトや目的、地域性に合わせて、どの程度の医療機器が必要かを検討しましょう。

患者さんを多く集めるには、雰囲気が大切です。

大人も子どもも、歯医者さんというと敬遠されがちなので、恐怖感を少しでも和らげる雰囲気づくりとして、内装などにこだわるのが理想といえます。

費用と相談しながら、できる限り入りやすい歯科医院を目指しましょう。