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COLUMN コラム

眼科病院の開業資金とポイント 

眼科が独立開業するには?

眼科医は最近増えてきているため、競争が激化してきています。
ほかの眼科との差別化を図って、独立開業後も生き残っていきましょう。
そのためには、特色を出すことが必要です。
眼科の中で、何を専門分野としてやっていくかをコンセプトにおいて、独立準備においての医療機器の購入も考えていきましょう。
手あたり次第、広範囲に何にでも手を出せば、患者さんが一人でも多く訪れてくれるのではないかと考えてしまう人もいますが、そのようなことはありません。

また、開業すれば自然に患者さんが来てくれると考えるのも甘いでしょう。
患者さんは、子どもから高齢者までターゲットにすることは可能ですが、患者さんもしっかりと考えて病院選びをしてくるようになっているので、得意分野で勝負をすることをおススメします。
若い人をターゲットにするならコンタクトレンズや視力回復、高齢の人をターゲットにするなら白内障です。
専門性をアピールすることで、患者さんは少しずつ集まってくるようになるでしょう。


眼科開業にあたって独立資金を準備しよう

テナント及び戸建の広さは、それほど大きなものが必要になってくるわけではありません。

しかし、最低でも独立開業では40~60坪程度は必要です。
また、高齢者の患者さんが眼科に訪れる原因の多くが白内障の治療ですが、白内障の手術を行うかどうかでも、眼科の広さは変わってきます。
どのような診療、検査を行うかによって、医療機器もその診療に即した機器が必要になってくるのです。
たとえば、スリットランプ・眼底カメラ・レフケラ・ノンコン・視野計などが必要になってきますが、これらを購入する場合の資金費用は、2500~6000万が必要になってくるので準備しなければなりません。
購入せずにリースをすれば、資金はずいぶん抑えられます。
テナントの一角を間借りして眼科を開業準備する場合には、開業資金は、家賃や内装費、運転資金、宣伝広告費など、もろもろの費用をプラスして5000~7000万くらい準備しておくといいでしょう。